中村一成『今日に抗う』出版記念講演会
日 時 12月13日(金)午後6時開場、午後6時半開演(午後8時終了予定)
会 場 PLP会館中会議室(大阪市北区天神橋3丁目9-27)
参加費 500円(学生無料)
月刊イオ2018年1月号から約6年にわたり連載された中村一成さんのエッセイ「在日朝鮮人を見つめて」「今、この時代を生きる」が一冊の本になり、9月2日に三ー書房から出版されました。73本の連載には、京都朝鮮第一初級学校襲撃事件、高校無償化裁判、ウトロ放火事件、在日高齢者・障碍者たちの無年金訴訟、フジ住宅訴訟など、「人権の砦」を守るために必死に闘った関西地方の在日コリアン、日本市民たちも数多く登場します。
生きるに値する社会を描きだす言葉、人間として譲れぬ一線を示す言葉、不当極まる弾圧のどん底から、次の一歩を踏み出す時の言葉……
「声なき声」に耳を澄まし、数々のことばを紡ぎあげた中村一成さんの取材の軌跡を聴く大阪での講演会、こぞってご参加ください。
著者について
ジャーナリスト。1969年生まれ。毎日新聞記者を経て2011年からフリー。
在日朝鮮人や移住者、難民を取り巻く問題や、死刑が主なテーマで、映画評の執筆も続けている。
著書に『声を刻む 在日無年金訴訟をめぐる人々』(インパクト出版会、2005年)、『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件─〈ヘイトクライム〉に抗して』(岩波書店、2014年)、『ルポ 思想としての朝鮮籍』(岩波書店、2017年)など多数。近著に『ウトロ ここで生き、ここで死ぬ』(三一書房、2022年)。
主 催 朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪
問い合わせ musyokaosaka@gmail.com
